2024年06月28日
広島でおすすめのフリースクール6選を紹介!料金やメリット・デメリットを徹底解説!
「広島にあるフリースクールの中で、おすすめなのはどこ?」
「広島のフリースクールに通うメリットやデメリットは?」
広島県には、不登校となったお子さんの新たな居場所となれるようなフリースクールが多いです。他県と比べても利用料金も安く、広島県が運営しているフリースクールもあり、県としてお子さんに新たな選択肢を提示してくれています。
この記事では、多種多様なフリースクールの中から、広島でおすすめのフリースクールを6選紹介します。選ぶ時の注意点やかかる費用も合わせて解説するため、ぜひ、参考にしてください。
学校復帰やこの先の社会復帰を目指しているのなら… フリースクールは学校への再登校を目指しておらず、お子さんが無理なく過ごせる居場所の提供を重視しています。フリースクールという環境は一般的な社会生活と異なるため、慣れてしまうと社会復帰する際のハードルとなることもあります。 親御さんがお子さんに将来的に学校に戻ってほしいと考えている場合には、フリースクールではなく、復学支援サービスを検討しましょう。復学支援サービスのスダチでは、不登校の根本原因を解決するため、お子さん方は平均3週間で主体的に再登校しています。 |
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広島のフリースクールの特徴
広島県の不登校の子どもの数は増加傾向にあり、広島県内には多くのフリースクールが存在します。
フリースクールとは、不登校のお子さんが昼間の時間に通える民間の教育機関です。お子さんの居場所をつくり、お子さんの個性を活かすような独自性の高い活動を行っています。
こちらでは、広島にあるフリースクールの特徴を解説します。
開校時間
学校に通えないお子さんに新たな選択肢を与えるのがフリースクールです。
そのため、開校時間は公立・私立の学校と同じ昼間に運営しています。
- 開校時間:8時~9時
- 閉校時間:14時~15時
フリースクールが始まる時間は学校と同じくらいの時間帯ですが、閉校時間はやや早めです。朝が苦手なお子さんや、長時間通うことが難しいお子さんにも配慮してくれるため、遅刻や早退をとがめられることはありません。
給食はないためお弁当が必要
ほとんどのフリースクールでは、給食がありません。自宅からお弁当を持参して、お子さん同士で食べることが多いです。一部、施設内に食事を提供する場所を併設しているフリースクールもあります。
フリースクールを選ぶ際には、昼食をどのように取っているかもチェックしましょう。
独自性の高い学習カリキュラム
フリースクールには独自の学習理念や活動理念があり、それに沿った活動を行います。お子さんに体験を通して学ばせたい、協力することの大切さを学ばせたい、など学習以外の活動に力を入れているところがほとんどです。
その理由は、フリースクールは公的な学校ではないため、学習指導要領を守らなくてよいからです。学校で学べない学習以外の活動を通し、お子さんにとって学習面以外での成長を促す独自性の高いカリキュラムを取り入れています。
勉強や進学を目的としているなら、学習に力を入れているフリースクールを選びましょう。個別指導や少人数クラスで学習サポートを受けられます。
広島のフリースクールの料金・費用
フリースクールに通うには費用(学費)がかかります。かかる費用は以下の通りです。
- 入学金(初回のみ)
- 授業料(月額)
- 施設利用料(月額)
フリースクールの料金相場は月額の授業料が33,000円で、入学時に入学金として50,000円支払うのが一般的です。。フリースクールに一度通うと自由度の高い生活に慣れてしまい、元々通っていた学校への復学は遠のいてしまいます。長期的にかかる費用ですので、十分検討が必要です。
また、広島のフリースクールは、一般的な相場よりも利用料金は安価なのが特徴です。
入学金が10,000円、授業料も月額15,000円程度で通えるフリースクールも多く存在しています。広島県が運営しているフリースクールに至っては、利用料が無料です。
ただしフリースクールは、民間の教育機関のため、自治体が定めている就学支援金などは対象外となります。費用は全額ご家庭で負担する必要があります。
フリースクールがどんなところなのかの詳細は、次の記事で解説しました。
広島のフリースクールを選ぶときに気を付けること
フリースクールは公的な教育機関ではないため、運営にあたって法的な設置要件が定められていません。教員免許や心理カウンセラーなどの資格がなくても始められ、教育に造詣がない人が運営しているケースも多いです。
だからこそ、信頼できるフリースクールかを見極める必要があります。ここでは、フリースクールを選ぶときに確認したいことをまとめました。
お子さん自身がフリースクールに通いたいと思っているか
お子さんの不登校が続いているとき、「社会とのつながりを保つために、せめてフリースクールに通って欲しい」と思われるかもしれません。親御さんは真剣に、お子さんの将来を考えているからこそでしょう。
しかし、重要なのはお子さんの気持ちです。
どんなにいいフリースクールがあっても、お子さんが通いたいと思っていないなら避けた方が良いです。
不登校のお子さんは自己肯定感が下がり切っているため、「本当は行きたくないのに親に言われて行かされている」と悲観的に捉えてしまいがちです。嫌なことを強要された気持ちになってしまい、親子関係の悪化の原因になるおそれもあります。
また、自分の意志で行っていないと、何か嫌なことがあったときに「親のせいで失敗した」という他責思考にもなりやすいです。
さらに「親が望むフリースクールに通っている」と現状に満足してしまい、不登校改善や社会復帰という目的を見失ってしまうでしょう。
フリースクールに通うと、その自由度の高い環境に慣れてしまい、元々通っていた学校へ復帰する「復学」は遠のいてしまいます。まずは親子でしっかり話し合い、「今通っている学校への復学を目指し、将来的に社会に出ていく」のか、それとも「フリースクールで自分の居場所を見つけるのか」方向性を決めましょう。
教育理念や活動方針が家庭の意向と合っているか
フリースクールを選ぶには、色々な条件があります。
- 費用面は家庭内で納得できるものか
- 自宅から通える距離にあるか
- 雰囲気がお子さんに合っているか
- 教育理念・活動方針があっているか
特に重要なのが、教育理念・活動方針です。フリースクールに通った時の過ごし方は、フリースクールの方針に大きく影響します。例えば、進学を目的としてフリースクールに通わせたいのに、体験や課外授業ばかりのフリースクールに通ってしまうと思っていた効果は得られません。
フリースクールの方針をしっかりと確認し、ご家庭の方針と合っているかを見極めましょう。
運営会社・運営元は信用できるか
前述した通り、フリースクールを始める際に法的な制限がありません。誰でも運営を始められるからこそ、運営会社・運営元の確認は重要です。
- 運営実績
- 運営会社・運営元の情報があるか
- 担当する講師の情報
- インターネットの口コミ
上記の内容を確認しましょう。フリースクールを運営してどのくらい経過しているかという運営実績・運営年数の確認もしておきましょう。
また、口コミを調べることもおすすめしています。よりリアルな運営状況を確認できます。
面談や体験を念入りに行う
フリースクールでは、実際に通う前に以下のプロセスをはさみます。
- 保護者面談
- お子さんの面談
- 体験
- 親子面談
- 入学
まずは親御さんだけでの面談、それからお子さんとの面談を行います。その後体験入学を経て、最終的に入学となります。
不登校になってしまい自己肯定感が下がっているお子さんにとって挫折や失敗をさせないためにも、入念な面談・体験を行いましょう。
広島のおすすめのフリースクール6選
ここでは、広島にあるフリースクールの中でもおすすめ6選を紹介します。
【番外編】不登校支援 スダチ

対象年齢 | 小学生・中学生・高校生 |
費用・料金 | オンライン無料相談を実施中 ※無料相談後は有料サービスへの移行は必須ではありません。 無料のアドバイス内容を実施し、その後のお子さんのご状況などにあわせてご自身で決められます。 |
公式HP | https://sudachi.support/ |
フリースクールは不登校のお子さんを受け入れ、居場所を与えてくれます。それは、お子さんにとって心の支えになるかもしれません。ただし、フリースクールは自由度の高い活動・授業形態で、遅刻や早退も受け入れてくれます。自由な雰囲気に慣れてしまうことで、元の学校への復学や社会復帰が遠のいてしまうのが最大の問題点です。
もし、親御さんに「できれば元の学校へ戻って欲しい」という気持ちがある場合は、フリースクールを検討する前に、今通っている学校への再登校を目指してみませんか?
ここで紹介する「スダチ」は不登校専門家のひとつです。不登校の早期解決・根本解決を得意としていて、利用者の90%が約3週間で不登校を改善し、元の学校への復学を果たしています。
スダチの支援では、お子さんに直接アプローチせず、一番近くにいる親御さんがお子さんへアプローチをする形式を採用しています。毎日お子さんとのやり取りや会話をスダチに伝え、スダチから親御さんへ的確なアドバイスを行います。アドバイスに従って親御さん自身が変わっていくことで、だんだんとお子さんにも変化がみられるようになります。
また、信頼できる親御さんから正しいポイントで褒められることで、お子さんの自己肯定感が育まれていきます。お子さんは自信を取り戻し、主体的に問題と向き合うようになるでしょう。この独自メソッドで、約3週間で再登校を果たすお子さんがほとんどです。
スダチの無料相談では、お子さんの状況を相談できます。これから何をどうするべきかアドバイスがもらえるので、一度相談してみませんか?
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【廿日市】広島のフリースクール木のねっこ

対象年齢 | 小学生・中学生 |
住所 | 広島県廿日市市上平良233-2 |
費用 | 入学金:15,000円 年間施設利用費:5,000円 利用料 40,000円/月 4,000円/日 |
URL | https://kinonekkobuddy.wixsite.com/kinonekko |
広島の豊かな自然とふれあい、農業体験などを通して生きる力を養うフリースクール。食育、農業、自然体験、アートなどに触れながら、お子さんが本来持つ個性を伸ばしてくれます。スタッフは「教えない」ことをモットーにしていて、お子さん自らが学びを深めていくようになります。勉強よりも体験や自然学習が中心です。
【福山市】福山市フリースクールかがやき

対象年齢 | 小学生・中学生 |
住所 | 福山市北吉津町四丁目13番5号 福山市引野町南一丁目17番31号 福山市松永町四丁目14番1号 |
費用 | 無料 |
URL | https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/kyoiku/39599.html |
福山市が運営しているため無料で利用できるフリースクールです。福山市に住んでいる小中学生であれば無料で通うことができ、拠点も3箇所あるため通いやすい環境になっています。年齢の近い友人や職員との会話やコミュニケーションを通して、社会性を育みます。
【安佐南区】おるたの家 安佐ルーム

対象年齢 | 小学生・中学生 |
住所 | 広島県広島市安佐南区緑井2丁目21-23 ミドリビル201 |
費用 | 要問合せ |
URL | https://orutaoyama.amebaownd.com/ |
おるたの家の3つの基本理念は「居場所であること」「自由であること」「協調すること」です。学校に行けないお子さんたちが、ゲームをしたり、おしゃべりをしたり、自由に過ごせる空間となっています。スタディサプリを使った学習空間もあり、出席認定の実績もあります。お子さんが自分の居場所を見つけ、最終的に進学先を選択できる未来を目指しているフリースクールです。
【廿日市】次世代フリースクールNoa(ノア)

対象年齢 | 小学生・中学生 |
住所 | 広島県廿日市市串戸4丁目10−37 |
費用 | 利用料 1回 1,000円 |
URL | https://freeschool-noa.com/ |
次世代フリースクールNoaは、教員免許を持った講師による学習支援や、就労準備支援などを行っているフリースクールです。学校にいけなくなったお子さんが社会復帰できるように、お子さんの居場所となれるようにと作られています。バーチャル登校ができるため、自宅に居ながらフリースクールに通うことができる次世代型のフリースクールとうたっています。
【庄原市】スイス村

対象年齢 | 小学生・中学生・高校生 |
住所 | 広島県庄原市口和町宮内285 |
費用 | 入学金:10,000円 生活費・施設利用料(月額):150,000円 |
URL | https://suisu-mura.jp/ |
スイス村は広島県にある全寮制のフリースクールです。集団行動で規則正しい生活を身に着け、大自然での体験やスポーツ、ボランティア活動などを通して社会性を育みます。部屋の掃除から調理も自分たちで行うため、本当の意味での「生きる力」が身に着きます。
広島のフリースクールのメリット・デメリット
フリースクールに通い、環境を変えることでお子さんの様子は改善されることがあります。しかし、デメリットも存在するので、メリットとデメリットを理解したうえで利用しましょう。
広島のフリースクールに通うメリット
メリットは主に3つです。
- 自分の居場所ができる
- 価値観の合う友人ができる
- 年の離れた友達・職員と関われる
不登校のお子さんは、学校には自分の居場所がないと感じていることが多いです。そのままのお子さんを受け入れてくれる環境は、お子さんに居場所を与えるだけでなく、心の支えになる事でしょう。
また、同じような境遇を経験した、価値観の合う友人を見つけやすいです。年の離れた友人とコミュニケーションを取る機会も得られるため、社会性が身に着きます。
広島のフリースクールに通うデメリット
デメリットは、主に2つあります。
ひとつは、費用が全額自己負担であること。フリースクールには安くはない金額の費用が掛かります。フリースクールに通うお子さんは長期的に通うことが想定されるため、費用もかさんでいくでしょう。ご家庭の負担になることはデメリットのひとつです。
ふたつめは、フリースクールに通ってしまうことで、元の学校への再登校や社会復帰が遠のいてしまうことです。フリースクールはお子さんを受け入れ、支えになってくれる場所ですが、一般的な学校と比較すると自由度が高すぎます。自由な空間に慣れ過ぎてしまって、いざ学校に戻ろうとすると窮屈に感じてしまうことも。
実際、フリースクールに通っているお子さんは学校復帰せず、そのままフリースクールに通い続けることがほとんどです。
「不登校になったからフリースクールに通わせる」と即決せず、まずは不登校支援機関を利用して、元の学校への再登校を目指すのがおすすめです。
広島のフリースクールについてよくある質問
広島のフリースクールに補助金は出る?
フリースクールは公的な「学校」という扱いではないため、国や自治体の定める就学支援金の対象外です。そのため、補助金も出ません。
広島県が運営している「SCHOOL”S”」や、福山市が運営している「フリースクールかがやき」は無料で利用できます。
フリースクールは学歴になりますか?
フリースクールは公的な学校ではないため、卒業しても学歴にはなりません。
基本的に、小学生・中学生は、元の学校に在籍した状態でフリースクールに通うことになります。義務教育である小学生・中学生の場合は、元の学校で卒業資格を得られます。
フリースクールにはどんな子が通えるの?
フリースクールは小学生・中学生であればどんなお子さんでも通えます。年齢以外の入学制限はなく、試験等もありません。
まとめ
今回は、広島でおすすめのフリースクールを6つご紹介しました。
広島県は居場所となるフリースクールが多く、県や市が運営している無料のフリースクールも多いです。無料のフリースクールであれば、経済的な負担がなく、通いやすいのは良い点といえるでしょう。
ただし、気軽に通ったことをきっかけにフリースクールの自由な生活になれてしまうと、元いた学校への復学、そして社会復帰は難しくなってしまいます。
もし、少しでも「元々通っていた学校へ復学してほしい」という気持ちが、親御さん・お子さんの中にあるのなら、フリースクールよりも先に、復学支援サービスの利用をおすすめします。
「学校・社会復帰するつもりはなく、お子さんが過ごしやすいコミュニティを探している」という場合には、今回紹介したフリースクールを検討しましょう。
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