2024年04月26日
フリースクールとは?特徴や費用、学校との違い|おすすめのフリースクールはどこ?
「フリースクールはどんな学校なの?」
「通うとしたらおすすめのフリースクールはある?」
フリースクールは、不登校などの理由で学校に行けないお子さんに向けて、学習支援・生活支援を行う民間の教育機関です。好きなときに通学して、好きなことをして過ごせるケースが多いため、不登校のお子さんの新たな居場所を作るために利用されています。
こちらの記事では、フリースクールがどんな場所なのか、特徴や活動内容、費用などをまとめました。
メリット・デメリットや全国にあるフリースクールの中でおすすめ一覧も掲載しているため、フリースクール選びの参考になりましたら幸いです。
学校復帰やこの先の社会復帰を目指しているのなら…
フリースクールは学校への再登校を目指しておらず、お子さんが無理なく過ごせる居場所の提供を重視しています。フリースクールという環境は一般的な社会生活と異なるため、慣れてしまうと社会復帰する際のハードルとなることもあります。
親御さんがお子さんに将来的に学校に戻ってほしいと考えている場合には、不登校支援サービス「スダチ」の利用をおすすめします。復学支援サービスのスダチでは、不登校の根本原因を解決するため、お子さん方は平均3週間で主体的に再登校しています。
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目次
フリースクールとは「民間の教育機関」
フリースクールは民間企業が経営している教育機関のひとつで、学校に行けない不登校のお子さん方が通う学校です。
フリースクールの特徴を紹介します。
不登校の子どもに学習支援・生活支援をしてくれる民間企業
フリースクールは民間の教育機関で、文部科学省などから公的に認められた学校ではありません。お子さんの状況に応じて自立や学習の支援を行い「居場所」を提供する施設がフリースクールとして位置付けられています。
NPO法人が運営しているものや、ボランティア団体や個人運営のものがあり、運営団体によって支援方針、活動内容、費用などが異なります。
フリースクールには大きく分けて3つの支援方針があります。
- 学校に行けない子どもの勉強が遅れないように学習支援を行う
- 不登校のお子さんが生活を整えるためのより所になる
- お子さんのやりたいこと、個性を伸ばす
学習支援が目的のフリースクールでは、個別指導を中心に勉強を教えます。
不登校のお子さんは学校にも家にも居場所がないと思ってしまいがちなので、気軽に先生とおしゃべりができる、より所になるフリースクールも存在します。
芸術やスポーツ、プログラミングなど、お子さんのやりたいことや、個性を伸ばすような授業を展開するフリースクールもあります。
フリースクールは月曜日から金曜日まで学校と同じ時間に開校していることが多いです。毎日通う必要がなく、お子さんが好きな時に通えます。
また、フリースクールには法的な設置要件があるわけではないため、教員免許なども必要なく、どんな場所でもはじめられます。
教育への理解や知見のない方が先生になっていたりするケースも多いので、利用する際はしっかりと見極めが必要です。
フリースクールの対象年齢
対象年齢はフリースクールによって異なりますが、小学生・中学生・高校生を受け入れている施設が多いです。スクールによっては社会人を受け入れている場合もあります。
ただ、一般的に小学生・中学生がフリースクールに通うことが多いです。
高校生を対象としたフリースクールも存在していますが、フリースクールでは高卒資格を得られません。
そのため高校生になると、高卒資格を取得できる通信制高校に進学するケースが多いでしょう。
通信制高校は独学がメインとなるため、3年間で卒業できるよう学習・生活・精神面を支援する通信制サポート校を併用する場合もあります。
小学生〜高校生までを受け入れているフリースクールの場合、高等部は実質サポート校であることがほとんどです。
中には高校生に向けて「居場所」の提供を主としたフリースクールもありますが、数は少ないでしょう。
また、フリースクールは入学試験や入学資格などもないため、入学自体は簡単です。
フリースクールで受けられる授業内容
フリースクールで受けられる授業内容は、文部科学省のデータで紹介されています。
- 個別の学習支援…85.2%
- 授業・講義形式による学習支援…32.8%
- 見学や職場体験などの社会体験…60.4%
- 自然観察や農業体験などの自然体験…63.5%
- 昼食づくりなどの調理体験…64.4%
- 音楽・美術・工芸などの芸術活動…59.3%
- スポーツ…66.1%
- 宿泊体験…34.8%
- 子どもたちによるミーティング…41.0%
- 学習成果・演奏・作品などの発表会…29.1%
- 相談・カウンセリング…82.3%
- 家庭への訪問…40.7%
授業では、学習を提供するケースが最も多いです。次に、芸術活動、スポーツ、調理活動なども割合としては多いでしょう。
また、相談やカウンセリングは、親・子どちらも対応しています。
参照・参考:文部科学省「民間の団体・施設との連携等に関する実態調査」
フリースクールにかかる費用
フリースクールに通うためには「入学金」と「授業料」を支払う必要があります。
フリースクールに通う際にかかる入学金・授業料の相場は、以下の金額です。
- 入学金:50,000円
- 授業料:30,000~50,000円(月額)
フリースクールで得られる卒業資格
フリースクールは国が定めた学校ではないので、フリースクールに通っているからといって卒業資格を得られるわけではありません。
義務教育である小学校・中学校はフリースクールと学校が連携することで卒業の資格を得られる可能性があります。
学年 | 卒業資格 |
【公立】小学校・中学校 | 小学校・中学校は義務教育なので、学校に通えなくても卒業資格を得られるケースがほとんど。 その場合フリースクールに通わなくても得られる。 |
【私立】小学校・中学校 | フリースクールの出席日数が、学校の出席日数として認められると、テストなどを受けて卒業できる可能性がある。 ただし内部進学は難しくなるケースが多い。 |
【私立・公立】高等学校 ※一般的な全日制の高等学校の場合 | フリースクールの出席日数が、学校の出席日数として認められると、テストなどを受けて卒業できる可能性もある。 ただし授業を受けられていないので単位の取得が難しく進級・卒業できないケースがほとんど。 全日制の高校に通い不登校となった場合、通信制高校に転入し、学習の補助を行うサポート校も利用しながら高卒資格の取得を目指すケースが多い。 |
出席日数を確保して卒業できたとしても進路の選択肢が限られる【注意点】
フリースクールで出席日数を確保する際に注意すべき点があります。
それは中学生の場合、フリースクールの出席が学校の出席日数だと認められても、受験で有利にはならないことです。
学校の出席日数として認められないときと同様に、この先の進路の選択肢は限られてしまいます。
その理由は、「出席日数」と「内申点」は全くの別物だからです。
多くのお子さんが受験を検討するであろう、公立の全日制高校の受験では、合否に下記が加味されます。
学力検査の結果 | 5教科または3教科にて実施される試験(テスト)の点数(100点満点) |
内申書の出席日数 | 学校に出席した日数 |
内申書の内申点 | 1年2年3年のそれぞれの成績が数値化されて記載された書類・各教科ごとに数値化された成績の記載がある |
フリースクールの出席日数が学校の出席として認められたとしても、授業やテストを受けていないと、学校の先生は成績をつけられません。そのため、内申点は0点になってしまいます。
私立でも全日制高校の場合、受験のときに内申点は加味されるケースが多いです。仮に内申点を見ない高校の場合には、学力検査で高い点数の取得が求められます。
その場合、フリースクールの授業だけで受験に必要な学力を補うことは、難しいかもしれません。
これらを踏まえると、フリースクールで出席日数を確保したからといって、進路の選択肢が広がるわけではないのです。
実際に、不登校YouTuberのゆたぼんさんが、全日制公立高校の受験に挑戦したものの、残念ながら不合格となったことがニュースで取り上げられました。
ゆたぼんさんは、オンラインフリースクールへの出席が学校の出席日数として認められたこと、学力検査に向けた受験勉強にも取り組んでいること等をSNSなどで発信していましたが、合格はできませんでした。
これらを踏まえると、お子さんの将来の選択肢を広げるためにフリースクールを検討しているのならば、フリースクールではなく、学校復帰を目指すことをおすすめします。
フリースクールと全日制の学校・通信制の学校・サポート校・適応指導教室の違い
ここでは、フリースクールと全日制の学校・通信制の学校・サポート校・適応指導教室の違いについて紹介します。
対象の子ども | 支援内容 | 費用・料金 | |
フリースクール | 小学生中学生高校生社会人 | 子どもへの負担を減らして、学習や生活支援を行う。 「居場所」を提供する施設を指す場合が多い。 フリースクールでは高卒資格を得られない。 | 入学金:50,000円 授業料:30,000円~50,000円 |
全日制の学校 | 小学生中学生高校生 | 文部科学省の学習指導要領に合わせて、子どもたちに必要な教育を受けられる。 通うことで卒業認定を得られる。 | 公立・私立によって異なる |
通信制の学校 | 中学生高校生 | 通塾を減らしてICTや電子教材によって学習する。 スクーリングなどを経て高卒認定を得られる。 | 年間60,000円~ |
サポート校 | 中学校卒業見込み者通信制高校在籍者 | サポート校は通信制高校に通う子どもが3年間で卒業できるよう、学習・生活・精神面の支援を行う場所。 学習塾、予備校等の民間の教育機関が経営する。 高校生のフリースクールとして位置付けられる場合もある。 中学卒業見込み者や通信制高校在籍の子どもが対象となる。 | 入学金:50,000円 授業料:30,000円~50,000円 |
適応指導教室 | 小学生中学生 | 市町村の教育委員会が運営している、不登校の小学生や中学生の復学に向けた学習支援を行っている。 グループ授業の練習や、朝起きて学校へ行く練習をする。 | 無料 |
卒業したときに、高卒資格を得られるのが全日制の学校、通信制高校です。
フリースクールやサポート校は、お子さんのより所になれますが、高卒資格は得られません。
適応指導教室は教育委員会が行っている復学支援施設で、復学を目指したカリキュラムが組まれています。適応指導教室では在籍する学校と直接連携を取ってくれる点がメリットですが、フリースクールと同様に一般的な学校生活とは大きく異なります。
実際に、学校と同様の授業や講義形式の学習支援を行っている施設は全体の30%未満で、ほとんどが個別指導を実施しているようです。
そのため適応指導教室の生活に慣れたとしても、学校復帰を果たしたとき、生活が大きく異なりギャップを感じてしまうことがあります。
参照・参考:日本経済新聞「適応指導教室の実態と不登校児童・生徒の活動や支援策
フリースクールの5つの種類
「フリースクール」といっても、フリースクールによって目的や方針が異なっています。
ここでは、フリースクールの種類について解説します。
居場所を用意することが目的のフリースクール
不登校のお子さんは学校に居場所がないと思っていることが多く、行きづらいと感じています。そんな不登校のお子さんが安心して通えて、自分らしく過ごすことを目的としているフリースクールがあります。先生や仲間とコミュニケーションを取りながら自信を取り戻していくことを目指しています。
学習支援・勉強を目的としたフリースクール
不登校のお子さんは、学校に行けないため学習の遅れが生じやすく、今後の進学に影響することがあります。学習支援・勉強を目的としたフリースクールでは、個別指導で勉強を教えてくれて進学や就職などのサポートをしてくれます。
ただし、教員免許を取得してなく、教育への知見のない方が先生のケースも多いため、信頼できるスクールかしっかり見極めましょう。
医療機関と連携したフリースクール
発達障害の特性が不登校のきっかけとなったお子さんも少なくありません。フリースクールの中には医療機関と連携しているところがあり、適切な医療サポートが受けられるようになっています。発達障害のお子さんの特性をコントロールする方法などを学べます。
自宅支援をしているフリースクール
家の外に出るのが難しいお子さんには、自宅で支援が受けられるフリースクールがおすすめです。自宅に先生が直接来て話をしてくれたり、オンライン授業で関わってくれたりします。フリースクールという新しい環境へのハードルが高い場合は、まずは自宅支援から検討してみましょう。
芸術やスポーツなど技能を伸ばすフリースクール
芸術、スポーツ、プログラミング、体験学習など、お子さんの技能を伸ばすことに特化したフリースクールもあります。お子さんのやりたいことがはっきりしている場合におすすめです。
フリースクールに通ってる子どもの進路
フリースクールに通っているお子さんが卒業した後の進路について紹介します。
基本的に、小学校、中学校でフリースクールに通っているお子さんは、通信制高校に進学するケースが多いです。
そのままフリースクールの高等部(通信制サポート校である場合がほとんど)を利用しながら、通信制高校の卒業を目指すお子さんもいます。
以下のような進路もあります。
- 転校・編入で全日制の高校へ進学
- 高卒認定を受けて大学受験を目指す
- 定時制高校に進学する
- 職業訓練校のサポートを受けて就職を目指す
- 就職して働く
フリースクールに通うメリット
学校の出席扱いとなる可能性がある
2017年に施行された「教育機会確保法」によって学校以外でも学習環境が整っているところであれば、出席扱いとしてよいと定められました。学校に相談し、校長から許可をもらえた場合に限りますが、フリースクールを利用して出席扱いにしてもらっているお子さんは増加傾向です。
ただし、出席日数を確保できても、前述のとおり内申点は0点です。高校受験を控えた中学生の場合、内申点が低いと進学先の選択肢が限られてしまいます。
学校とフリースクールは両方通える
フリースクールはあくまで補助的な使い方が可能で、週に3日はフリースクールに通って残りの2日は学校に通うという使い方もできます。
両方通っても問題ありませんので、「絶対に学校に行かなければ」というプレッシャーを感じることなく生活できること、フリースクールに自分の新たな居場所を作れることは、不登校のお子さんにとって大きなメリットです。
フリースクールに通うデメリット・注意点
元の学校への「復学」や「再登校」が遠のく
フリースクールは自由度が高い学校です。それが悪い方に働くこともあります。
「毎日通わなくてもいい」
「決まった時間に行かなくてもいい」
「勉強をしないでやりたいことをすればいい」
「いつでも自由に帰っていい」
そんなフリースクールの自由な雰囲気に慣れてしまうと、元の学校への「復学」や「再登校」は遠のいてしまいます。
社会復帰のハードルが上がってしまう
小学生・中学生でフリースクールに通い始めたお子さんは、そのまま高校生が対象のフリースクールや、通信制高校に進学するケースが多いです。
通信制高校には以下2つのコースがあります。
通学コース | 週1〜5日好きな通学日数を選べる |
オンラインコース | 自宅でオンライン授業を受ける通学は年に4回程度のみ |
オンラインコースを選択した場合、ほとんどの時間を自宅で過ごすことになってしまいます。授業時間以外は、ゲームやネットサーフィンなど好きなことに取り組める状況です。
デジタル機器に夢中になって昼夜逆転し、そのまま不登校やひきこもりが深刻化しないよう、十分な注意が必要です。
他にも高校生が対象のフリースクールや、好きな通学日数を選べる通信制高校は、一般的な学校・社会生活のリズムと大きく異なります。
これらの生活に慣れてしまうと、一般的な社会での集団生活にギャップを感じてしまうこともあります。
社会復帰のハードルが上がることも知っておかなくてはなりません。
費用がかかる
フリースクールに通うには費用が掛かります。就学支援金も受けられないので、全て自分で負担しなくてはなりません。一般的な学校に通うよりも費用が高くなる傾向にあります。
不登校の子どもにおすすめのフリースクール
ここでは、不登校のお子さんにおすすめのフリースクールを紹介します。
フリースクールを検討するまえに再登校を目指せる「スダチ」がおすすめ
この先の学校・社会復帰を目指す場合におすすめできる、復学支援サービスの「スダチ」を紹介します。
こちらの記事を読んでいる親御さんは、不登校のお子さんが学校に行けず悩み、苦しんでいる姿を見ているからこそフリースクールという選択を考えていることでしょう。
しかし、フリースクールに一度入ってしまうと今通っている学校への復学や社会復帰のハードルが上がってしまいます。
フリースクールに通う前に、一度再登校への挑戦をおすすめします。挑戦してからフリースクールに通うという選択は遅くありません。
今回紹介するスダチは「今通っている学校へ再登校する」ことを目的とした不登校専門機関であり、平均3週間で再登校に導いています。
早期解決が目指せる理由は、親御さんを介してお子さんへ毎日支援を提供できるためです。
スダチが毎日お子さんの様子を親御さんからヒアリングし、その時のお子さんに合わせた接し方と声かけを具体的な内容でフィードバックしています。
正しい親子関係を築いたうえで信頼できる親御さんから適切な接し方・声かけを行うと、お子さんの自己肯定感が育ち、不登校を根本的に解決できることが、スダチの支援の魅力です。
再登校してから学校で何か問題を抱えても、お子さんが自ら乗り越えられるようになったり、親子の対話を通して解決できたりする力も身につきます。
無料オンライン相談では、現状のお子さんの様子を伝えると、再登校に向けたアプローチ方法や、今のお子さんに必要な接し方・声かけを教えてもらえます。
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地域別おすすめのフリースクール一覧
本サイトでは都道府県ごとにおすすめのフリースクールを紹介しております。
北海道のおすすめフリースクール
東北地方のおすすめフリースクール
関東地方のおすすめフリースクール
中部地方のおすすめフリースクール
近畿地方のおすすめフリースクール
中国地方のおすすめフリースクール
四国地方のおすすめフリースクール
九州地方のおすすめフリースクール
フリースクールについてよくある質問
フリースクールに通えば私立の小学校・中学校の卒業資格は得られますか?
学校の協力がどの程度得られるかにもよりますが、出席日数として認められて卒業資格を得られる可能性もあります。
ただし在籍している学校への復帰ができないままだと、内部進学は難しくなってしまうケースが多いです。
また卒業できたとしても前述のとおり内申点は0点となってしまうため、この先の進路の選択肢が限られてしまうでしょう。
フリースクールとはどういう施設ですか?
フリースクールとは不登校のお子さんをサポートする教育施設です。
個別指導で勉強を見てくれたり、生徒の自主性を尊重してやりたいことがやれるようなサポートをしてくれます。
フリースクールと学校の違いは何ですか?
学校は文部科学省が定める教育指導要領に則り、教科の学習時間が決まっていますが、フリースクールは教育指導要領が適用されません。
それ以外にも、
- 毎日の通学が強制ではない
- 授業時間が決まっていない
- その日にやることはその日に決められる
などの違いがあります。小学校・中学校・高等学校と比較すると自由度が高いです。
フリースクールの欠点は何ですか?
フリースクールへ通う際、気をつけなくてはならない欠点は以下の4つです。
- 就学支援金制度を受けられずすべて自分で負担することになる
- 在籍している学校の出席日数として認められたとしても、内申点は0点となるため進学先の選択肢が限られる
- 高校生の場合フリースクールへ通い卒業しても高卒資格は得られない(最終学歴は中卒となる)
- 社会性が身につかず、社会復帰が難しくなる
フリースクールの学費は月いくらですか?
フリースクールの相場は月額30,000円~50,000円が相場です。
学費以外にも教室維持費や復学支援などに別途費用が掛かることもあります。
まとめ
今回は、フリースクールの特徴について紹介しました。
お子さんが不登校になってしまったとき、「フリースクールに通えば、外出したり交流を持てたりする機会が生まれ、社会復帰につながるのではないか?」と考える親御さんは多いはずです。
フリースクールはお子さんの居場所になりますし、勉強のサポートやお子さんのスキルアップに役立つ場所ですが、その反面社会復帰のハードルが上がってしまうのが現状です。
これらを踏まえると、「この先、学校・社会復帰を視野に入れている」のなら復学支援サービスの利用をおすすめします。
「学校・社会復帰するつもりはなく、子どもが無理なく所属できるコミュニティで過ごしてほしい」という場合には、フリースクールを検討しましょう。
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